子猫を保護したら
こちらの記事は、子猫を保護した際に受けたアドバイスや実体験に基づくものです。
基本的なことが多いですが大変参考になりました。
実体験→実際に猫を保護して思ったこと
友人→彼女もまた子猫2匹を保護している愛猫家。
病院→行きつけの犬猫動物病院
ギルメン様→某ゲーム某ギルドメンバー様。愛猫家がとても多い。
一番響いたアドバイス
◎里親探しは考えているよりずっと厳しい(ギルメン様)
ギルメン様のご友人の保護猫さんは里親が見つからず、自分で飼われているそうです。
我が家では先住犬との関係で里親家族のもとで子猫が生きていくのが最善だと考えていますが、見つからない場合は折り合いをつけて飼う覚悟です
保護することは、いつかその子を手放す勇気と一生付き合う覚悟が同時に必要になると思います。
生半可な気持ちで保護し、結果的に不幸にすることがないようにお願いします。
☆保護前
◎母猫、飼い主がいないか確認(様々なサイト様)
母猫のお引越しの最中かもしれないということで、少し様子見することを多くのサイト様が薦めています。うちの場合は大声で2時間以上鳴いていたので母猫 飼い主共になしと見て保護しました。
◎先住のペットがいる場合、隔離できる環境の確保(実体験)
先住のペットの気性にもよりますが、共存が難しい場合もあります。また、穏やかな子でも突然自分のテリトリーに別の生き物が入ってくることのストレスは大きいものです。我が家は鳴き声が聞こえにくい隔離部屋があることで先住犬と暮らしながら子猫を安全に保護できました。
☆保護後
◎自力排泄が出来ない場合があるので排泄を促す(実体験)
尿道、肛門付近をティッシュ等で軽く刺激して排泄を促します。これは私たちは最初しませんでした(というか、怖くて出来なかった)。動物病院に連れて行き、看護士さんにしてもらったところ、あの小さな体のどこにそんな量があったんだというくらいのおしっこをしました。そうとう苦しかったと思います…。
◎動物病院へ連絡 診察(友人 ギルメン様など)
お犬様の件もあり基本的に動物病院は予約して行くので、今回も例のごとく。しかし事前に連絡をすることで院内でのやりとりがスムーズになります。
診察では子猫の大体の月齢、体重、歯の生え方のチェックがありました。
分からないことがあれば徹底的に確認。
子猫の月齢にもよりますが虫の駆除もできたらしておくのが好ましいです。
◎固形の離乳食はお湯を入れ時間を置いて冷ましつつふやかす(病院)
※乳歯が生えかけの状態です
動物病院で薦められたフードを購入したので、流動食~ペースト状にして与えています。猫ちゃんは本当に猫舌でした…。
◎排泄は3時間ごと(病院)
自力排泄が出来ない場合は3時間を目安に排泄を促すようにと言われましたが、あんまり鳴くようで前回排泄から間があいていれば一応刺激してあげると猫ちゃんもすっきりするはずです
◎トイレは小さい箱に新聞紙を短冊状にして入れる(病院)
自力排泄ができなくてもトイレは用意するように言われました。突然自力排泄ができるようになるからでしょうか…。
◎暖かくしてあげる(病院)
自力で体温調整ができない子もいるので、温かい物を配置してあげることが好ましいそうです。我が家では張らないカイロを厚手の布で包んでいます。
◎濡れタオルで拭いてあげる(ギルメン様)
洗うことで体力を消耗してしまうので、こまめに拭いています。トイレの後や食事の後も。こびりついた汚れはなかなか落ちません_(:3」∠ )_
◎ミルクは温め、冷やして哺乳瓶で飲ませるのが好ましい(ギルメン様)
このアドバイスをもらう前に冷やしたホットミルク(?)をお皿で与えてしまいましたが頑張って飲んでくれました。しかし無理はさせないのが大事です。猫ちゃんに合わせていきましょう
◎歯が生えていないときは動物用ミルクを人肌に温めて哺乳瓶で
◎歯は生えているが食べられない場合注射器で与える(共にギルメン様)
うちの子は離乳食スタートなので分かりませんが参考になれば幸いです
◎子猫が下痢をすると危ない(ギルメン様)
当然のことですが…今のところ便の排泄がないのでなんともいえませんが、下痢は危険信号として捉えます。
☆里親を探す
とにかく引き取り手候補を探すのが先決。管理は大変ですが手に負える範囲で情報公開することでチャンスを見つけます。
しかし里親募集サイト2件 ツイッター LINEで探したところ、候補はLINEで1件。
冒頭でも書きましたが、里親探しは簡単ではありません。
◎申し出があっても慎重に(ギルメン様)
虐待目的や不適切な環境での飼育者に大事な命を奪われないためにも。最初は私も面倒だとは思いましたが、里親候補の飼育環境を実際に確認する必要性を感じます。
◎トライアル期間を用いる(様々なサイト様)
先住しているペットとの相性が悪くて帰ってくる例もあるそうですし、猫と里親様の愛称もあります
双方が幸せになるためにも、期間をおくのは大切だと思いました
◎里親様決定後、定期的な報告をお願いする(様々なサイト様)
虐待防止や終生飼育のためにも。うちのお犬様もお譲り犬ですが、母犬のご家族とは年賀状のやりとりをしています。
◎避妊・去勢手術やワクチンを徹底してもらう
猫自身のためにも、そしてこれ以上悲しい命を増やさないためにも必ずお願いします。
最初は大変だ、面倒そうと思うでしょう。私もそうでした。
でも実際に保護し、世話し、可愛がっていくと、この子には絶対に幸せになってほしいと強く思うようになりました。
そのためには何だってする、そういう覚悟も自然とできます。
子猫を保護して、里親に出すにしろ自宅で飼うにしろ、保護した時点でその子に関する責任はすべて保護した者にあります。
私は責任を持って子猫を世話し、幸せに生きられるように努めます。
全ての命に幸せと愛がありますように。